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今のところ、ただの自由帳 たまに二次小説とか書くかも

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2013/07/19 (Fri)
割といけそうなプロローグ
薄暗い部屋だった。
おびただしい数の計器類が壁に並び、そのうちのいくつかが淡い緑の光を放っている。
かろうじてあたりが見回せる程度には明るい部屋。
少女が目覚めたのは、そんな空間だった。

(…………)

少女は宙に浮かんでいた。おもむろに手を伸ばす。なにか硬いものに触れる。
周囲を見回して、少女は自分が円柱形の生体ポッドのようなものの中にいることを理解した。
ポッドの中は培養液のようなもので満たされており、少女はそこに浮かんでいるのだった。

(ここ…どこ…?)

ポッドのガラス面を軽く叩いてみる。すると、緑の光を放っていた計器類のうち幾つかが赤く点滅を始めた。
アラームが鳴っている。ポッドの底面、外部とつながった排水溝が開き、ゴボゴボと音を立てながら培養液が排出されてゆく。
その様子を、少女は怯えたようすで眺めているしかなかった。

排水が終わると、ガラスの壁面が上にせりあがった。少女は恐る恐る足を踏み出す。
生ぬるい風が、その身に何も纏っていない少女の幼い肢体を撫でる。ブロンドの長髪が揺れる。

「ひゃっ」

身体を駆け巡る何とも言えぬ気持ち悪さは一瞬だけで、適温だとわかった部屋の中を少女は歩く。少女の歩くぺたりぺたりという音だけが響く。
どうやら、なにかの実験室のようだった。用途の分からないコードがいくつも床を這いまわり、なにも映さない巨大なディスプレイがいくつも並んでいる。研究室のような設備も兼ね備えているらしい。

しばらく歩き回り、少女はようやく扉を見つけた。自動式らしいスライドドア。
動力は生きているようで、重厚な金属製の扉の表面には白い光の線がいくつも走っていた。

「……っ」

少女は一瞬ためらったものの、気を取り直した。唾を飲み込む。扉に手を伸ばす。
その手が扉に触れた瞬間、重く機械の駆動音が響いた。錆びた歯車を回すような音と共に、扉が左右に開いていく。
少女は光に包まれた。





こんな感じで。
これ一応、二次創作です。元ネタ何かわかるかな?
こいつの続きはもう浮かんでいます。
皮肉にも、レポートを書き始めると今まで悩んでも出てこなかった設定がポンポン浮かぶんですよね。
しかも書いてみると予想以上に進むという(笑)
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元ネタわからんけどいいね。
  • ニール さん |
  • 2013/07/23 (21:42) |
  • Edit |
  • 返信

読み込み中・・・

ありがとうございます!次の記事に書いてあるとおり、リリカルなのはの二次です。ここからシンフォギア二次につなげるつもりです。
  • from JAP |
  • 2013/07/24 (00:03)
  
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