忍者ブログ

今のところ、ただの自由帳 たまに二次小説とか書くかも

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2013/06/29 (Sat)
東方暴月録(仮)
博麗霊夢は夜を行く。

幻想郷はここ数日、原因不明の紅い霧に覆われていた。深い霧によって太陽光が遮られ、辺りには妖気が充満しており、空にはただ紅い月が輝いていた。

このままでは作物の生育に影響が出るし、妖怪の活動が活発になって危険である。そう判断した霊夢は、自らに課せられた、幻想郷のバランサーたる博麗の巫女としての役割を果たすべく、自らの超感覚の導く方へと飛ぶのであった。

「夜の散歩も良いものね」

「ほんとにねぇ」

霊夢はひとり言に返った返事の主を見やる。
流れるようなセミロングの金髪に黒一色の布地のワンピース、聖者の十字架を変形させた漆黒の大剣。
幻想郷有数の実力者であり、博霊神社周辺部の森を統べる大妖怪、ルーミアであった。

「でもお化けが多くて困るわ~」

「妖怪が何言ってんだか」

「妖怪でも散歩にお化けはいらないわ」

「あそ。じゃ、私もう行くから」

霊夢がそういって飛び去ろうとすると、漆黒の弾丸が霊夢の頬をかすめた。霊夢は眼を丸くした。

「あら、この私がまさか貴女をただで通すとでも?」

「あー幸先悪いわね」

「さあ、ディナーの時間よ」

ルーミアのギラつく紅い瞳を見て、霊夢は悟った。
今宵は長い夜になりそうだ。

==============================

博霊霊夢は避けていた。
眼前の妖怪、EXルーミアが放つ弾幕をひたすら避けていた。

「避けられないほどでもないわね」

「あら、流石に博霊の巫女にはヌルゲーだったかしら」

涼しげな顔で回避を続ける霊夢を一瞥すると、EXルーミアは懐から一枚のカードを取り出し、掲げた。

「じゃあ一枚目、いくわよ」

「暴槍『暴王の流星(メルゼズ・ランス)』」

スペルを宣言したEXルーミアが右手で弓を引く仕草をすると、左手の先に漆黒の球体が現れた。





先月書いた「ルーミア魔改造×暴王の月」です
設定が固まり次第、このネタで書こうと思っております
弾幕の表現をどうやればいいか分からない(泣)
ZUN氏の言い回しムズすぎィ
PR
コメント
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[10/14 NONAME]
[08/31 きたっち]
[07/28 ニール]
[07/23 ニール]
[07/06 ニール]
プロフィール
HN:
JAP
性別:
男性
職業:
学生
趣味:
ゲーム、歌、ギター
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
Copyright ©  -- 明日晴れたらいいね --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]