今のところ、ただの自由帳 たまに二次小説とか書くかも
2024/05/19 (Sun)
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2013/06/29 (Sat)
東方暴月録(仮)
博麗霊夢は夜を行く。
幻想郷はここ数日、原因不明の紅い霧に覆われていた。深い霧によって太陽光が遮られ、辺りには妖気が充満しており、空にはただ紅い月が輝いていた。
このままでは作物の生育に影響が出るし、妖怪の活動が活発になって危険である。そう判断した霊夢は、自らに課せられた、幻想郷のバランサーたる博麗の巫女としての役割を果たすべく、自らの超感覚の導く方へと飛ぶのであった。
「夜の散歩も良いものね」
「ほんとにねぇ」
霊夢はひとり言に返った返事の主を見やる。
流れるようなセミロングの金髪に黒一色の布地のワンピース、聖者の十字架を変形させた漆黒の大剣。
幻想郷有数の実力者であり、博霊神社周辺部の森を統べる大妖怪、ルーミアであった。
「でもお化けが多くて困るわ~」
「妖怪が何言ってんだか」
「妖怪でも散歩にお化けはいらないわ」
「あそ。じゃ、私もう行くから」
霊夢がそういって飛び去ろうとすると、漆黒の弾丸が霊夢の頬をかすめた。霊夢は眼を丸くした。
「あら、この私がまさか貴女をただで通すとでも?」
「あー幸先悪いわね」
「さあ、ディナーの時間よ」
ルーミアのギラつく紅い瞳を見て、霊夢は悟った。
今宵は長い夜になりそうだ。
==============================
博霊霊夢は避けていた。
眼前の妖怪、EXルーミアが放つ弾幕をひたすら避けていた。
「避けられないほどでもないわね」
「あら、流石に博霊の巫女にはヌルゲーだったかしら」
涼しげな顔で回避を続ける霊夢を一瞥すると、EXルーミアは懐から一枚のカードを取り出し、掲げた。
「じゃあ一枚目、いくわよ」
「暴槍『暴王の流星(メルゼズ・ランス)』」
スペルを宣言したEXルーミアが右手で弓を引く仕草をすると、左手の先に漆黒の球体が現れた。
先月書いた「ルーミア魔改造×暴王の月」です
設定が固まり次第、このネタで書こうと思っております
弾幕の表現をどうやればいいか分からない(泣)
ZUN氏の言い回しムズすぎィ
幻想郷はここ数日、原因不明の紅い霧に覆われていた。深い霧によって太陽光が遮られ、辺りには妖気が充満しており、空にはただ紅い月が輝いていた。
このままでは作物の生育に影響が出るし、妖怪の活動が活発になって危険である。そう判断した霊夢は、自らに課せられた、幻想郷のバランサーたる博麗の巫女としての役割を果たすべく、自らの超感覚の導く方へと飛ぶのであった。
「夜の散歩も良いものね」
「ほんとにねぇ」
霊夢はひとり言に返った返事の主を見やる。
流れるようなセミロングの金髪に黒一色の布地のワンピース、聖者の十字架を変形させた漆黒の大剣。
幻想郷有数の実力者であり、博霊神社周辺部の森を統べる大妖怪、ルーミアであった。
「でもお化けが多くて困るわ~」
「妖怪が何言ってんだか」
「妖怪でも散歩にお化けはいらないわ」
「あそ。じゃ、私もう行くから」
霊夢がそういって飛び去ろうとすると、漆黒の弾丸が霊夢の頬をかすめた。霊夢は眼を丸くした。
「あら、この私がまさか貴女をただで通すとでも?」
「あー幸先悪いわね」
「さあ、ディナーの時間よ」
ルーミアのギラつく紅い瞳を見て、霊夢は悟った。
今宵は長い夜になりそうだ。
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博霊霊夢は避けていた。
眼前の妖怪、EXルーミアが放つ弾幕をひたすら避けていた。
「避けられないほどでもないわね」
「あら、流石に博霊の巫女にはヌルゲーだったかしら」
涼しげな顔で回避を続ける霊夢を一瞥すると、EXルーミアは懐から一枚のカードを取り出し、掲げた。
「じゃあ一枚目、いくわよ」
「暴槍『暴王の流星(メルゼズ・ランス)』」
スペルを宣言したEXルーミアが右手で弓を引く仕草をすると、左手の先に漆黒の球体が現れた。
先月書いた「ルーミア魔改造×暴王の月」です
設定が固まり次第、このネタで書こうと思っております
弾幕の表現をどうやればいいか分からない(泣)
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