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今のところ、ただの自由帳 たまに二次小説とか書くかも

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2013/05/12 (Sun)
幻想郷的桃太郎 前半
むかしむかし、あるところに、おじさんとおばさんが住んでいました。
2人は人間には珍しく能力を持っていて、特におじさんは村でも指折りの妖怪退治屋でした。

ある日、おじさんは依頼で山に妖怪退治に、おばさんは川に洗濯にいきました。

おばさんが洗濯をしていると、川上のほうから妖気を帯びた大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。

おばさんは警戒しましたが、特に被害もなさそうなので「怪力を持つ程度の能力」を使って持って帰ることにしました。

帰ってきたおじさんと話し合って、とりあえず切ってみることにしました。
何が起こるかわからないので、おじさんは「封印する程度の能力」をいつでも発動できるように身構えました。

いざおばさんが包丁を入れると、なんと桃の中から小さな男の子の姿をした羽の無い妖精が出てきました。

子供のいなかった2人はたいそう喜び、この子に桃太郎と名付け、育てることにしました。


月日は流れ、桃太郎はすくすくと育ち、村の人気者になりました。仕事をやめて隠居を始めたおじいさんの代わりに妖怪退治の仕事をして、村周辺に生息する妖怪くらいなら難なく倒せるほど強くもなりました。

その頃、強力な妖怪が住まう妖怪の山と呼ばれる山から、山を治める鬼の一族がふもとまで降りてくるようになっていました。
鬼は人間をさらい、そして食べてしまうのでした。

ある日、ついに隣村が鬼に襲われてしまいました。
鬼を恐れた村人たちは、桃太郎に鬼を倒してほしいと願いました。
桃太郎は悩みました。周辺の妖怪は倒せても鬼に勝てる自信がなかったからです。
しかし、村人のため、なによりおじいさんとおばあさんのために鬼退治をすることに決めました。

「お前の『切り裂く程度の能力』があれば大丈夫だ」
おじいさんはそう励ましてくれました。
「お腹が空くだろうから、これを持ってお行き」
おばあさんはそういって、皮袋にいっぱいのきびだんごを持たせてくれました。

かくして、桃太郎は妖怪の山に向けて鬼退治の旅をすることになったのです。
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なんという……

お疲れっス( ̄▽ ̄)

なんという物騒な能力持ちの家族w

お婆さんは怪力持ちとか鬼の仲間じゃ?(笑)
  • きたっち さん |
  • 2013/05/18 (09:38) |
  • Edit |
  • 返信

Re:なんという……

>きたっち さん
幻想郷だし、おじいさんは山に芝刈りにいったら妖怪に喰われるだろうな、と(笑)
おばあさんは怪力乱神じゃないからまだ大丈夫だと信じたい。
ちなみにこの書き方はわざと昔話っぽくしているので、そこのところよろしく
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  • 2013/05/19 (21:11)
  
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